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AISTEP 4

Taskadeとは?AIエージェントを初心者が実際に作って使ってみた

Taskadeとは何ができるサービスなのか、初心者が日本語の指示だけでSNS投稿案を作るAIエージェントを実際に作成。保存した出来事から投稿案が生成された結果と、頼んでいない自動化が追加された注意点を紹介します。

実際に試した条件

実機検証確認日
確認した内容
HumanによるTaskadeでのSNS投稿案エージェント(Social Post Planner)作成と、保存した出来事からの投稿案生成の実機検証
範囲と未確認のこと
Mac・Chrome・無料の範囲・一人の利用者・日本語指示。保存と同時の完全自動生成、複数人での運用、外部サービス連携、有料プランの機能は未検証

Taskadeとは?AIエージェントを初心者が実際に作って使ってみた

「AIエージェントを作れる」というサービスは増えていますが、プログラミングが分からない初心者が本当に作れるのか、作ったあと仕事で使えるのかは、試してみないと分かりません。

この記事では、僕が2026年9月13日にTaskadeで実際にAIエージェントを作り、山田もち店の実際の出来事を使ってSNS投稿案を生成するところまで試した記録を紹介します。

先に結論を言うと、日本語の指示文だけで「フォーム → 保存 → AIエージェントが投稿案を作る」という一式は作れました。保存した出来事を参照した投稿案も生成されました。

ただし、頼んでいない自動化が勝手に追加されるなど、人が確認すべき点もありました。うまくいったことと、まだ試していないことを分けて書きます。

この記事でわかること

  • Taskadeがどんなサービスで、何が作れるのか

  • 日本語の指示文からAIエージェント一式が生成される流れ

  • 実際の出来事を保存し、投稿案を生成した結果

  • 頼んでいない自動化が追加された、初心者向けの注意点

  • まだ試していないこと、どんな人に向いているか

Taskadeとは

Taskadeは、プロジェクト管理やチームの作業スペースに、AIエージェントや自動化を組み合わせられるサービスです。

初心者向けに簡単に言うと、「日本語で頼むと、仕事用の小さなアプリとAI担当者を一緒に作ってくれる場所」です。

今回試した範囲では、無料の枠(クレジット制)で作成から投稿案の生成まで進められました。プランや上限は変わる可能性があるため、申し込み前に公式サイトで確認してください。

AIエージェントとChatGPTの違いをまだ整理できていない場合は、先にAIエージェントとは?ChatGPTとの違いを初心者向けに実例で解説を読むと、この記事の流れが理解しやすくなります。

今回の検証条件

今回、実際に試した条件(2026年9月13日)
項目条件
環境Mac/Chrome/Taskadeの無料の範囲
作ったものSocial Post Planner(XとThreadsの投稿案を作るAIエージェント一式)
指示の言語日本語
入力した出来事山田もち店のサイトがGoogle Search Consoleで過去28日間に検索100クリックへ到達した通知
試した操作作成、追加質問への回答、出来事の保存、AIエージェントへの生成依頼、投稿前確認の確認

作成の流れ|日本語の指示文から一式が生成される

1. 日本語で頼む

Taskadeのトップにある入力欄に、次のような日本語の指示を入れました。

「山田もち店やAscent Studioで今日あった出来事をもとに、XとThreads向けのSNS投稿案を作るAIエージェントを作成してください。初心者にも分かりやすい言葉を使い、専門用語を使う場合は簡単に説明してください。宣伝だけにならず、実体験から得た気づきや学びを含めてください。X向けは短め、Threads向けは少し詳しく作成してください。投稿内容が不足している場合は、必要な情報を質問してください。」

Taskadeの入力欄に、SNS投稿案を作るAIエージェントを日本語で依頼した指示文が入力されている画面(画像を新しいタブで拡大表示)
図1|最初に入力した日本語の指示文。作るものの種類として「AIエージェント」を選んでいます。画像はタップまたはクリックすると原寸で開けます。

2. 途中で追加質問が来る

指示を送ると、すぐに完成するわけではありませんでした。

途中で「どのアプリを完成させますか?」という追加質問があり、「山田もち店・Ascent StudioのSNS投稿ワークスペース」など、いくつかの候補から選ぶ形でした。

ここで一つ、初心者が戸惑いそうな場面がありました。画面の一部(インターフェースの生成)で止まったように見えたのですが、実際には追加質問への回答を待っていただけでした。「止まった」と思ったら、左側の会話欄に質問が出ていないかを確認すると進みます。

Taskadeの作成画面。左側にどのアプリを完成させるかの選択肢、中央にプロジェクト・AIエージェント・知識・自動化・インターフェースの生成状況が並ぶ(画像を新しいタブで拡大表示)
図2|作成途中の画面。プロジェクト、AIエージェント、知識、自動化と進み、インターフェースの前で追加質問への回答を待っていました。

3. 一式が生成される

回答を進めると、次のものがまとめて作られました。

  • プロジェクト:出来事や投稿案を保存する場所

  • AIエージェント:保存した情報を参照して投稿案を作る担当

  • 知識(Knowledge):エージェントが参照する情報

  • 自動化(Automation):決まったタイミングで動く流れ

  • インターフェース:出来事を入力するフォームや、投稿案を確認する画面

ここまでで、僕はコードを一行も書いていません。

実際の出来事を保存してみる

生成された「今日の出来事を残す」フォームに、実際にその日あった出来事を入力しました。

内容は、Google Search Consoleから「山田もち店のホームページが過去28日間でGoogle検索から100クリックに到達した」という通知が来たこと、毎日大量にSNS投稿しているわけではなく、餅の焼き方やレシピページなどを少しずつ増やしてきたこと、です。

生成された「今日の出来事を残す」フォーム。事業に山田もち店、日付に2026/09/13、何があったかにSearch Consoleの通知内容、そこから得た学び、掲載許可が入力されている(画像を新しいタブで拡大表示)
図3|生成されたフォームに、2026年9月13日の実際の出来事を入力しているところ。事実、学び、掲載許可を分けて記録する形になっていました。

保存は問題なくできました。保存した出来事は「最近の出来事」として一覧に並び、あとから編集できます。

保存した出来事の一覧。山田もち店 2026-09-13 のSearch Console通知の記録と、Ascent Studioのサンプル記録が並んでいる(画像を新しいタブで拡大表示)
図4|保存後の一覧。上が今回入力した山田もち店の出来事です。下の2件はTaskadeが最初に入れたサンプルデータでした。

なお、一覧に最初から入っていたAscent Studioの2件は、Taskadeが動作確認用に入れたサンプルでした。実際の出来事ではないため、運用に入る前に削除する必要があります。

AIエージェントに投稿案を頼んでみる

次に、AIエージェントのチャットで次のように頼みました。

「今日保存した2026/09/13の山田もち店の出来事を使って、XとThreadsの投稿案を作成してください。」

結果は、保存した内容を参照した投稿案が生成されました。

AIエージェントのチャット画面。今日の投稿の軸、X向け投稿案、Threads向け投稿案が保存した出来事をもとに生成されている(画像を新しいタブで拡大表示)
図5|生成された投稿案の前半。「今日の投稿の軸」を先に整理し、X向けは短く、Threads向けは少し詳しく、という最初の指示が守られていました。

X向けは短く、Threads向けは少し詳しく。最初の指示文で伝えた方針が守られていました。

さらに、投稿前の確認事項も一緒に出てきました。「100クリックは過去28日間のGoogle検索からのクリック数であることを確認済み」「検索流入が記事によるものと断定せず、積み重ねの大切さを感じたという表現にしている」「場所や特定のお客様の情報は含めていない」といった内容です。

AIエージェントの出力の後半。Threads向け投稿案の続きと、投稿前の確認として4つの確認事項が箇条書きで示されている(画像を新しいタブで拡大表示)
図6|生成された投稿案の後半。「投稿前の確認」として、数字の意味、断定を避けた表現、掲載許可、個人情報の有無が並びました。

ここは注意が必要でした。Taskade自身は「検索流入が記事によるものと断定していない」と自己チェックしていましたが、実際のX向け投稿案には「餅の焼き方やレシピページを少しずつ増やしてきた結果」という、因果関係を示すようにも読める表現が残っていました(図5の「2. X向け投稿案」)。今回のSearch Console通知だけでは、レシピ記事が100クリックの原因とは確認できていません。AIの自己チェックが通っていても、最終的には人が文章そのものを読む必要があります。この投稿案は、そのままでは投稿していません。

なお、ChatGPTで同じことをする場合、新しいチャットで前提設定なしに頼むと「店の説明」「使いたくない表現」「XとThreadsの書き分け」をその都度伝えることになります。ただし、ChatGPTにもProjectsのように指示やファイル、会話をまとめて継続利用できる機能があります。今回Taskadeで特徴的だったのは、前提を覚えること自体ではなく、出来事を記録するフォーム、保存場所、投稿案を作るAI担当、自動化、確認画面までが一つの仕事の流れとして作られた点です。

注意点|頼んでいない自動化が追加されていた

ここからは、初心者にこそ知ってほしい注意点です。

作成の途中で、Taskadeが「毎日のSNS投稿準備」という自動化を自分で追加していました。設定を見ると、毎朝9:00(東京時間)に動く内容になっていました。

僕は、そんな指示をしていません。

Taskadeの自動化の一覧に「毎日のSNS投稿準備」というフローが追加され、右側にトリガーとステップを設定する画面が表示されている(画像を新しいタブで拡大表示)
図7|頼んでいないのに追加されていた「毎日のSNS投稿準備」の自動化。何が、いつ動くのかを人が確認する必要があります。

便利な提案と言えばそうなのですが、AIエージェントは「良かれと思って」頼んだ以上の仕組みを設定することがあります。

何が動いているのか、いつ動くのか、外へ何かを送る仕組みになっていないか。作ったあとに一度、自動化の一覧を見て確認することをおすすめします。

まだ試していないこと

正直に書いておきます。

  • 出来事を保存した瞬間に、投稿案が自動で生成される「完全自動の流れ」は試していません。今回は保存後に自分で生成を頼みました。

  • 複数人での運用、XやThreadsへの直接投稿、外部サービスとの連携は試していません。

  • 有料プランの機能や上限は確認していません。

今回の結果は、この条件に限った記録です。Taskade全体の性能や、ほかの用途への一般化はしません。

どんな人に向いている?

今回の範囲で感じた、向いている人・まだ急がなくていい人です。

向いているのは、同じ形式で繰り返す仕事があり、「記録する → 保存する → AIが案を作る → 人が確認する」という流れを一つの仕組みにしたい人です。SNS投稿案、お知らせの下書き、日報の整理などが例です。前提を残すだけならChatGPTのProjectsなどでもできるので、「流れごと仕組みにしたいか」で判断すると分かりやすいです。

まだ急がなくていいのは、ChatGPTを使い始めたばかりで、まだ「AIに何を頼めるか」を試している段階の人です。その段階なら、まずChatGPTって結局何に使える?仕事で実際に使った10の例のように、その場の相談から始めた方が無理がありません。

よくある質問

Taskadeは日本語で使えますか?

今回の検証では、日本語の指示文からAIエージェント一式が生成され、追加質問も日本語で表示されました。生成された文章も日本語でした。すべての画面が日本語化されているかは確認していません。

プログラミングの知識は必要ですか?

今回試した範囲では不要でした。日本語の指示文と、途中の質問への回答だけで一式が作られました。ただし、生成された自動化の確認や不要なサンプルデータの削除は人が行います。

作ったAIエージェントは全自動で投稿してくれますか?

今回は試していません。保存した出来事から投稿案を生成するところまでを確認しました。自動投稿や、保存と同時の自動生成は未検証です。最終確認は人が行う前提で使うことをおすすめします。

無料で使えますか?

今回の作成から投稿案の生成までは、無料の枠(クレジット制)の範囲で進められました。プランや上限は変更される可能性があるため、申し込み前に公式サイトで確認してください。

まとめ|作れた。でも「何が動いているか」は人が見る

Taskadeで、日本語の指示文だけからAIエージェント一式を作り、実際の出来事を保存し、その内容を参照した投稿案を生成するところまで試せました。

投稿前の確認事項まで一緒に出てきたのは、小さな事業の発信にとって実用的だと感じました。

同時に、頼んでいない自動化が追加されるなど、「作ったあとに何が動いているかを人が確認する」工程が必要だと分かりました。

AIエージェントは、AIを相談相手から「繰り返す仕事の担当者」に近づける仕組みです。ChatGPTでできないことがあるという話ではなく、記録から確認までを一つの流れとして作れた点が今回の特徴でした。ただし、担当者に任せきりにはしない。生成された文章は人が読んで確認する。この使い方が、今のところ現実的だと思います。

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このSTEPで学べること

  • 業務棚卸しとSOP・マニュアル
  • AI向け原本
  • ChatGPT・Work・Codexの役割
  • 自動化・Drive連携・通知

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