ChatGPTって結局何に使える?仕事で実際に使った10の例【初心者向け】
「ChatGPTを入れてみたけど、何を聞けばいいか分からない」
「質問すると答えてくれるのは分かった。でも、仕事では何に使うの?」
僕も最初は、ChatGPTは分からないことを質問したり、文章を書いてもらったりするものだと思っていました。
でも実際に仕事で使う範囲が増えると、一番便利なのは『すごい答えを一発でもらうこと』ではなく、考える、作る、直す、調べる、整理する、という普段の仕事を一緒に進められることだと感じています。
先に結論を言うと、初心者が最初にやるなら、難しいプロンプトを勉強する必要はありません。
今日やる予定だった仕事を一つ、そのままChatGPTに渡してみるのがおすすめです。
この記事では、僕が実際の仕事で使っている例を中心に、ChatGPTで何ができるのかを10個紹介します。
※ChatGPTの機能や利用上限はプランや時期によって変わります。この記事は2026年9月時点のOpenAI公式情報を確認して作成しています。
この記事でわかること
-
ChatGPTは質問以外に何ができるのか
-
初心者でもすぐ試せる仕事での使い方
-
僕が実際にどんな仕事で使っているのか
-
AIに任せる部分と、自分で確認する部分
-
次にどのAI活用へ進めばいいのか
まず知っておきたい|ChatGPTは「質問するだけ」のAIではない
OpenAI公式では、ChatGPTは質問への回答や説明だけでなく、文章の下書き・書き換え・要約、アイデア出し、問題解決、翻訳など幅広い仕事を支援できると案内されています。
さらに現在は、Webを検索して最新情報を調べる、PDFなどのファイルを読む、画像を見る・作る、データを分析するといった使い方もできます。
ただ、機能名を覚えても『自分の仕事で何に使えばいいのか』は分かりにくいと思います。
なので、ここからは実際の仕事に置き換えて紹介します。
1. SNS投稿の文章を一緒に作る
一番始めやすいのは、普段書いている文章を手伝ってもらうことです。
たとえば僕なら、商品や仕事の内容をChatGPTへ伝えて、X、Threads、Instagramなどの投稿文を作ります。
ただ『SNS投稿を書いて』だけではなく、
「AI初心者に向けて、難しい言葉を使わずに」
「自慢っぽくならず、実際にやってみた感想として」
「最後に返信しやすい一文を入れて」
のように会話しながら直します。
完成文をそのまま使うこともあれば、自分の言葉に少し戻して投稿することもあります。
初心者なら、まず『この内容をSNS投稿にして』と頼むだけでも十分です。
2. 商品説明やPOPの文章を考える
実店舗の仕事でも使えます。
僕は商品の特徴を整理したり、売り場POPに入れる文章を考えたりするときにもChatGPTを使います。
商品の材料、価格、特徴、誰に買ってほしいかを伝えると、短いキャッチコピーや説明文のたたき台を作れます。
ここで便利なのは、最初から完璧なコピーを作ってもらうことより、『頭の中にはあるけれど言葉になっていないもの』を一度文章にして比較できることです。
もちろん、味や商品の特徴が事実と合っているかは自分で確認します。
3. 長い文章や資料を短く整理する
PDFや長い資料を読むときも使えます。
ファイルを渡して、
「重要な部分だけ教えて」
「自分が対応する必要があるところを抜き出して」
「この2つの資料の違いを比較して」
と頼めます。
僕も事業資料や記事制作で、元資料を確認しながら要点を整理する用途に使っています。
全部を最初から読む代わりにAIへ任せる、というより、まず全体像を掴み、自分が詳しく読む場所を見つけるために使うイメージです。
4. 最新情報を調べる
ChatGPTはインターネットを検索して、現在の情報を調べることもできます。
たとえば、サービスの最新料金、機能変更、アフィリエイト案件、補助金や公募情報など、古い情報のまま判断したくないときに便利です。
僕も記事を書くときは、ChatGPTが知っている情報だけで決めず、料金やサービス仕様など変わりやすい部分は公式サイトを確認してから原稿へ入れています。
AIの回答をそのまま正解にするのではなく、『調べる入口と整理役』として使うとかなり便利です。
5. アイデアを出すより「考えを整理する」
ChatGPTというと『アイデアを100個出して』のような使い方をイメージしやすいですが、僕は自分の考えを整理する用途の方がよく使います。
たとえば、
「今この3つの作業をしている。売上につながる順に考えるとどれを先にやるべき?」
「この案の弱いところを指摘して」
「やりたいことが増えすぎたので、今やらないことも決めたい」
といった相談です。
一人で考えていると全部重要に見えるときでも、条件を言葉にしてAIと整理すると、次の行動を決めやすくなります。
6. ホームページの構成や文章を考える
ホームページを作るときも、最初からコードを書く必要はありません。
「このお店のホームページに必要なページは?」
「初めて来る人が知りたい順番でトップページを組んで」
「この文章は初心者にも伝わる?」
といった相談から始められます。
Ascent Studioも、最初に誰向けのサイトなのか、何を伝えたいのか、どこへ進んでもらうのかをChatGPTと整理してから実装へ進めています。
コードを書かせる前の『設計』だけでも、AIを使う価値は大きいと感じています。
ホームページ制作そのものについては、別記事「AIでホームページは本当に作れる?」で、初心者向けの3つの作り方を詳しく紹介しています。
7. 画像やデザインのたたき台を作る
ChatGPTでは画像を見せて相談したり、画像を生成したりすることもできます。
僕は売り場POPやWebの見せ方を考えるときに、文章だけでなく完成イメージを一度形にして比較する用途でも使っています。
『頭の中では何となく分かっているけれど、人へ説明できない』という状態でも、AIに案を出してもらうと修正点が見えやすくなります。
ただし、商品写真や文字、価格などが実物と違っていないかは必ず確認します。
AI画像は完成品として使うだけでなく、打ち合わせ用のラフや方向性確認にも便利です。
8. 表や数字を整理して、傾向を見る
ChatGPTは表や数字のデータを読み、合計を出したり、グラフにしたり、変化の傾向を整理したりすることもできます。
たとえば、
「月ごとの売上を比較したい」
「前年同月比を出したい」
「この表で急に増えている項目はある?」
といった使い方です。
数字を見る仕事では、AIの説明が正しいか元データとの確認は必要です。
それでも、自分で一から計算式を考える前に『何を見るべきか』を整理するだけでも役立ちます。
9. 会議や音声の内容を「次の行動」に変える
会議メモや文字起こしをChatGPTへ渡して、要約、決定事項、担当者、次のタスクを整理できます。
長い記録を『結局、何をやればいいのか』まで変換してもらえるのが便利です。
僕もAIツールを試すとき、単に文字起こしの精度を見るだけでなく、要約や決定事項が仕事で使えるかまで確認しています。
なお、音声を継続的に文字起こしする場合は、Nottaのような専用サービスを使い、その結果をAIで整理する方法もあります。Ascent Studioでは実際に使ったレビューも別記事で紹介する予定です。
10. 一つの仕事を「相談 → 調査 → 作成 → 確認」まで続ける
僕が一番便利だと感じているのは、実はこれです。
ChatGPTを一回質問して終わるのではなく、一つの仕事を完成まで一緒に進めます。
たとえば今回の記事制作も、
自分の実体験・テスト結果など、記事の材料を確認する
↓
必要な公式情報を確認する
↓
誰向けの記事か、読後にどうなってほしいか、検索意図と次の行動を決める
↓
本人の経験と外部情報を分けて原稿へ入れる
↓
完成原稿を作る
↓
別の視点で内容を確認し、必要なところだけ直す
↓
内部リンクを整えてWebサイトへ実装し、公開前に人が確認する
という流れです。
最初から『AIに記事を書いて』と丸投げするより、途中の判断を一緒に進める方が、自分の考えも残しやすくなります。
ChatGPTには、会話や資料を仕事ごとにまとめておける「Projects」という機能もあります。長く続く仕事を、前回の続きから再開しやすくするための機能です。
ChatGPTを使うときに「何を聞けばいいか分からない」なら
ここまで10個紹介しましたが、全部を試す必要はありません。
初心者なら、次の3つから一つ選ぶだけで十分です。
相談する:「この仕事、何から始めればいい?」
作ってもらう:「この情報から文章のたたき台を作って」
確認してもらう:「これで初めて見る人にも伝わる?」
僕なら最初は、自分が今日やる予定だった仕事の中から、少し面倒なものを一つ渡します。
『ChatGPT専用の仕事』を考える必要はありません。
いつもの仕事をAIと一緒にやってみる。その方が、自分にとって便利かどうかが早く分かります。
ChatGPTに任せすぎない方がいいこと
便利ですが、AIの回答をそのまま全部正しいものとして使うのはおすすめしません。
特に、料金、法律、契約、制度、営業時間、商品情報など、間違えると困る内容は元の情報を確認します。
Webサイトや画像でも、AIが作ったものを実際の画面で確認します。
僕は『AIに全部任せる』というより、
AIで速くたたき台を作る
→ 人が重要な部分を確認する
→ 必要なら別の視点でもレビューする
という使い方をしています。
無料版でも試せる?
はい。これからChatGPTを仕事で試す段階なら、まず無料版からで十分です。
現在の無料版でもWeb検索など多くの機能を利用できますが、機能ごとに利用上限があります。
仕事で使う回数が増えたり、ファイル・画像・長い作業を続ける場面が増えたりして、上限が気になるようになったら有料版を検討すれば大丈夫です。
無料版とPlusの違いは、ChatGPTの有料版(Plus)で何ができる?で詳しく整理しています。
ChatGPTを使うにはプロンプトの勉強が必要ですか?
最初から必要ありません。普通の言葉で、何をしたいか、誰向けか、困っていることを伝えるところから始められます。使っているうちに、必要な条件を少しずつ追加できるようになります。
仕事の情報を何でも入れて大丈夫ですか?
機密情報や個人情報、社外へ出してはいけない情報は、会社やサービスのルールを確認してから扱う必要があります。何でも無条件に入力するのではなく、情報の重要度を判断してください。
ChatGPTだけで仕事を全部自動化できますか?
仕事によります。文章作成や整理はChatGPTだけでも進められますが、文字起こし、ホームページ公開、メール、カレンダーなどは専用サービスや連携機能を組み合わせた方が便利なことがあります。
何から試すのが一番おすすめですか?
今日やる予定の文章作成、調査、資料整理のどれか一つがおすすめです。新しいAI専用タスクを作るより、今ある仕事を少し楽にできるか試す方が効果を実感しやすいです。
まとめ|「AIで何ができる?」より「今日の仕事を一つ渡してみる」
ChatGPTでは、文章、調査、資料、画像、データ、ホームページなど、かなり多くの仕事を手伝ってもらえます。
でも、機能を全部覚えてから始める必要はありません。
僕自身も、最初から今の使い方ができたわけではありません。
SNS投稿を考える。
資料を整理する。
ホームページの構成を相談する。
一つずつ実際の仕事で使ううちに、できることが増えてきました。
Ascent Studioで大事にしているのも、AIを覚えること自体ではなく、AIを使って今まで進まなかった仕事を一つ形にすることです。
まずはChatGPTに、今日やる仕事を一つ話してみてください。
次に読むなら
-
有料版が必要か知りたい → ChatGPTの有料版(Plus)で何ができる?
-
AIでホームページを作りたい → AIでホームページは本当に作れる?
-
会議や音声を仕事で整理したい → Nottaを実際に使ってみた|文字起こし・AI要約・Notta Brainは仕事で使える?
-
何を聞けばいいかまだ分からない → AIに何を聞けばいいか分からない人へ|最初にコピペする10の質問
-
AIを副業や新しい仕事につなげたい → AI副業は何から始める?パソコンが苦手な初心者向けに最初の一歩を解説
参考にした公式情報
OpenAI Help Center|ChatGPT の機能概要(外部サイトを新しいタブで開く)
OpenAI Help Center|ChatGPT のプロジェクト(外部サイトを新しいタブで開く)
OpenAI Help Center|ChatGPT の deep research(外部サイトを新しいタブで開く)
OpenAI Help Center|ChatGPT でウェブを検索する(外部サイトを新しいタブで開く)
現在地から、次の一歩へ
この記事はGrowth MapのSTEP 1:はじめるに位置します。このSTEPの詳細を見る
このSTEPで学べること
- AIとChatGPTの基本操作
- できること・できないことと安全な使い方
- 回答の確認方法
- 業務の書き出しと最低限のDrive整理
実践する道具も確認したい方へ。用途と確認方法からツールを探す
