この記事で分かること
ChatGPTにうまく伝えられない人へ|最初に伝える7項目
ChatGPTを使ってみたけれど、思っていた答えが返ってこない。
「なんか普通のことしか言わない」
「自分の店には合っていない」
「結局、自分で考えた方が早い」
そう感じると、AIは自分には向いていないと思ってしまいます。
でも、少しだけ情報を追加するだけで答えが変わることがあります。
難しいプロンプトを覚える必要はありません。
この記事では、僕がChatGPTへ仕事を相談するときに意識している内容を、初心者向けに7項目へ分けます。
全部を毎回書く必要はありません。必要なものから足してください。
1. 何をしたいのか
まず伝えるのは、作業そのものです。
「Instagram投稿を作りたい」
「ホームページを作りたい」
「商品説明を直したい」
「今日の仕事を整理したい」
ここがないと、AIもどの方向へ答えればいいか決めにくくなります。
悪い質問というより、「目的がまだ見えていない質問」になっている状態です。
もし目的自体が分からなければ、
「何をしたらいいかも分からないので、一緒に整理してください」
と伝えれば大丈夫です。
2. 自分が誰なのか
次に、自分の立場を一言入れます。
「家族で飲食店を経営しています」
「一人で美容室をやっています」
「会社員で、AIはほとんど使ったことがありません」
同じ「SNS投稿を考えて」でも、大企業の広報担当と家族経営のお店では、現実的な方法が違います。
自分の状況を少し伝えるだけで、提案が自分向けになりやすくなります。
3. 誰に向けたものなのか
文章やホームページを作るときは、読む人を伝えます。
「観光で初めて高山に来る人向け」
「60代のお客様にも分かるように」
「AIを一度も使ったことがない人向け」
誰向けかが変わると、言葉の難しさ、説明する順番、必要な情報も変わります。
Ascent Studioの記事でも、AIに詳しい人へ書くのか、「Codexって何?」という人へ書くのかで内容は全く変わります。
4. 元になる情報
AIに何も材料を渡さず、「いい文章を作って」と頼むと、一般的な文章になりやすくなります。
商品説明なら、
-
商品名
-
価格
-
材料
-
特徴
-
実際に食べた感想
ホームページなら、
-
店名
-
サービス
-
営業時間
-
場所
-
写真
-
よく聞かれる質問
など、手元にある情報を渡します。
完成した文章がなくても、箇条書きで十分です。
5. 守ってほしい条件
「何をしないでほしいか」も伝えると便利です。
たとえば、
「難しい言葉は使わない」
「大げさな表現にしない」
「140文字以内」
「予算1万円以内でできる方法だけ」
「毎日作業する前提にしない」
などです。
僕の場合、小さなお店向けの記事では、現実的に続けられない提案にならないよう条件を伝えることがあります。
6. どんな形で欲しいのか
同じ内容でも、欲しい完成形は違います。
「そのまま投稿できる文章にして」
「まず箇条書きで整理して」
「3案出して比較して」
「やる順番を番号付きで教えて」
「初心者向けのチェックリストにして」
完成形を伝えると、返ってきた答えをそのまま使いやすくなります。
7. 足りない情報があれば質問して、と伝える
個人的には、これがかなり便利です。
「答えるために情報が足りなければ、先に僕へ質問してください」
と入れます。
自分では、何を伝え忘れているか分からないことがあります。
AI側から、
「誰向けですか?」
「予算はありますか?」
「いつまでに必要ですか?」
と聞いてもらえば、会話しながら条件を埋められます。
初心者ほど、一人で完璧な質問文を作るより、このやり方の方が使いやすいと思います。
7項目を全部入れると、こんな質問になる
たとえば、説明用の架空の商品情報でInstagram投稿を書くなら、次のようになります。
「家族で小さな和菓子店を経営しています。新商品のInstagram投稿を作りたいです。観光客と地元のお客様の両方に向けた内容にしたいです。商品はシャインマスカット大福で、価格は300円、白あんと求肥でシャインマスカットを丸ごと包んでいます。大げさな表現は使わず、親しみやすくしてください。そのまま投稿できる文章を1案作ってください。情報が足りなければ、作る前に質問してください」
長く見えますが、一から考えた特別なプロンプトではありません。
①やりたいこと
②自分の立場
③誰向け
④元情報
⑤条件
⑥欲しい形
⑦不足情報は質問
を普通の文章で並べただけです。
でも、毎回7項目を書く必要はない
ここは大事です。
簡単な質問なら、
「この文章を読みやすくして」
だけで十分なこともあります。
一方、事業の相談やホームページ制作のように条件が多い仕事では、情報を多めに伝えた方が良くなります。
最初から全部を書くのではなく、回答を見て足りない部分を追加しても構いません。
「回答がズレた」ときに使える返し方
一般論すぎる
「もっと僕の店の状況に合わせてください。必要なら質問してください」
難しすぎる
「AI初心者でも実行できるレベルまで簡単にしてください」
やることが多すぎる
「今やることを1つだけ選んでください」
文章がAIっぽい
「もう少し自然な日本語にして、誇張した表現を減らしてください」
本当に正しいか不安
「事実として確認が必要な部分と、あなたの提案を分けてください」
この最後の聞き方は、AIを仕事で使うときに特に重要です。
AIには間違いもある
情報を詳しく伝えても、AIの回答が必ず正しくなるわけではありません。
料金、法律、制度、契約、健康、商品表示など、間違えると困る内容は、公式サイトや元の資料、必要に応じて専門家へ確認します。
文章づくりやアイデア出しでは便利でも、最終判断まで丸投げしないことが大切です。
「プロンプト」という言葉を知らなくても使えますか?
もちろん使えます。プロンプトは、簡単に言えばAIへ入力する質問やお願いのことです。名前を覚えなくても使えます。
長く書いた方がいい答えになりますか?
必ずしもそうではありません。必要な情報が入っていることの方が大切です。簡単な依頼は短くて構いません。
毎回自分のことを説明するのが面倒です
長く使うようになったら、Projectsなど会話や資料をまとめる機能を活用する方法もあります。最初はそこまで考えず、必要な情報だけ伝えれば十分です。
まとめ|上手なプロンプトより「必要な情報を少し足す」
ChatGPTを使うために、プロンプトの専門家になる必要はありません。
何をしたいか。
自分は誰か。
誰向けか。
元情報は何か。
条件は何か。
どんな形で欲しいか。
足りなければ質問してほしい。
この7つのうち、必要なものを少し伝えるだけで十分です。
そして、最初の回答が違ったら、また話せばいい。
AIは一発で正解を当てる道具というより、会話しながら一緒に形にしていく道具として使う方が、初心者には分かりやすいと思います。
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このSTEPで学べること
- AIとChatGPTの基本操作
- できること・できないことと安全な使い方
- 回答の確認方法
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