ホームページを作れば売れる。そう思っていた時期がありました。
でも実際には、ホームページを公開しても、それだけで事業が大きく変わることはありません。本当に大切だったのは、「何を伝える事業なのか」を自分たち自身が理解していることでした。
ブランドはロゴではない
「ブランド」と聞くと、次のようなものを思い浮かべる人も多いと思います。
- ロゴ
- デザイン
- 色
- キャッチコピー
もちろん、それらもブランドの一部です。でも、小さな事業ではもっと大切なものがあります。
- なぜ始めたのか
- 誰のために続けるのか
- どんな価値を届けたいのか
- 他のお店との違いは何か
こうした考え方です。これが曖昧なままでは、ホームページを書いても、Instagramを始めても、紹介文を書くたびに内容が変わってしまいます。
私たちが最初に作ったもの
Ascent Studioでは、ホームページよりも先に、ブランドの原本を作りました。
ブランドの原本とは、事業の考え方をまとめた「土台」のようなものです。例えば、次の内容を一つの場所にまとめました。
- ブランドコンセプト
- ターゲット
- 商品の特徴
- よく使う言葉
- 避けたい表現
- 将来目指す方向
その結果、ホームページ、Instagram、商品ページ、印刷物など、すべて同じ考え方で作れるようになりました。
小さな事業ほど効果がある
大企業には専門の担当者がいます。でも、家族経営や個人事業では、一人が何役も担当することが珍しくありません。
だからこそ、「毎回ゼロから考える」時間を減らすことが大切です。ブランドの原本があるだけで、迷う時間が少なくなります。AIに相談するときも、同じ前提でアドバイスを受けられるようになります。
完璧である必要はありません
ブランドの原本は、最初から完成している必要はありません。実際に運営しながら、少しずつ更新していけば十分です。
私たちも、ホームページを作り、商品を見直し、SNSを運営する中で、何度も書き直しています。大切なのは、今の考えを残しておくことです。
まず最初に書いてみること
もし今からホームページを作るなら、最初に次の5つだけ書いてみてください。
- この事業を始めた理由
- 誰に届けたいか
- 一番伝えたいこと
- 他との違い
- 将来どうなっていたいか
それだけでも、ホームページやSNSの内容がぶれにくくなります。
まとめ
ホームページは、ブランドを伝える場所です。だからこそ、先にブランドの原本を作っておくと、後の作業がずっと進めやすくなります。
私たちも、今でも少しずつ更新を続けています。完成を目指すのではなく、育てていくつもりで始めることがおすすめです。
Ascent Studioでは、飛騨高山の陣屋前朝市と通販で家族が営む小さな餅店、山田もち店を通してWeb・ブランド・AI活用を検証しています。実践の舞台を見る
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